従来の保湿剤の概念は「水分を保つ物質の膜を表面に付着する(保湿作用)」また、「水分の蒸散を防ぐ油の膜を表面に付着する(柔軟作用)」でした。ライスパワーNo.11は「皮膚そのものに働きかけ、皮膚水分保持能の改善を期待する」ものです。
皮膚の最も大切な役割は”外部刺激から私達を守りつつ、逆に体内の水分がむやみに外に抜け出るのを防ぐ”バリアの役目です。バリア機能(水分保持能)は皮膚表面の角質層が担っています。
この皮膚バリア機構が小さな頃から低下している病気にアトピー性皮膚炎があります。アトピー皮膚炎患者さんの皮膚を見ると、健康そうな部分でも乾燥し、毛穴に一致して乾いたぶつぶつが見られます。これらはアトピー性皮膚と呼ばれ、皮膚水分保持能(バリア機能)が低下しています。
アトピー性皮膚炎の発症には”アレルギー素因”に加えて、この”バリア機能の障害”が深く関与しています。バリア機能が障害されると、外部からの抗原や刺激物質が簡単に皮内に侵入しやすく、細菌やウィルスなども増殖しがちで、またアレルギーとは無関係に、外的・内的刺激に強く反応し、痒みの出現→掻破→痒みの増強→掻破の悪化というサイクルに陥りやすく湿疹化しがちです。
そこでアトピー性皮膚炎を予防、悪化防止するためには、皮膚水分保持能(バリア機能)を改善することが大変重要なのです。
皮膚は全身を被覆して外界からの様々な刺激や障害あるいは乾燥から体を保護するバリアの役目をしています。
皮膚の一番外側にある角質層と呼ばれる層が、生体のバリア機構を担っています。
皮膚水分保持能が低下するとバリア機能も低下し、体内からの水分が蒸発し、乾燥肌、荒れ肌になります。その結果、各種刺激にも敏感になり、また外部からの微生物やアレルゲンが侵入しやすくなり、アトピー性皮膚炎や湿疹などが発症しやすくなります。
■皮膚水分保持能(バリア機能)の改善に期待ができます。
■ドライスキンも改善に期待ができます。
■ハウスダストなどによるアレルギー反応(炎症)を抑制に期待ができます。
■角質層内のセラミドが増大に期待ができます。
■アトピー性皮膚炎患者のドライスキン部(アトピー皮膚)を改善に期待ができます。
皮膚水分保持能の改善(皮膚バリア機能の改善)を通じて、各種ドライスキンを改善し、アトピー性皮膚炎や乾燥性湿疹の発症を予防に期待ができます。
■臨床試験において、アトピー性皮膚炎の予防・悪化防止効果が裏付けられました。
■かゆみも改善に期待ができます。
敏感肌の方のためのスキンケアシリーズ
~きれいにうるおす~
1.皮膚を清潔に保つ
皮膚についた汚れが皮膚トラブルの原因物質となりがちです。汚れは落とすが大切な皮脂は取りすぎない、マイルドで刺激の少ない洗浄剤で皮膚を清潔に保ちます。
2.しっとりとうるおす
あれた皮膚に水分と油分を補給し、バリアをはることが大切です。保湿力の高いローションやクリームで皮膚にうるおいを与えしっとりと整えます。
敏感肌のためのトータルスキンケアとして開発され、皮膚刺激の原因と考えられている物質をできるだけ除去した選び抜かれた原料でつくられており、デリケートな素肌をいたわる低刺激性を追及しています。
うるおい成分しその葉エキス配合
しその葉エキス・・・しその葉は古くから食用として広く親しまれています。また漢方薬の原料としても(蘇葉)の生薬名で知られ、鎮静・利尿・健胃の目的でさまざまな薬に処方されています。近年、しその葉にアレルギーやアトピーに有効な成分が含まれていることが発見され、学会で発表されました。しその葉には、人によって有害な刺激を起こすおそれのあるペリールアルデヒドという成分も含まれていますが、プローラシリーズに配合されているしその葉エキスは、ペリールアルデヒドを特殊な方法で除去して精製されています。
理想の全身ソープわくねり透明石けん
赤ちゃんからお年寄りまで。皮膚保護を目的とした、薬用の栄養・整肌クリームです。安全性の高い天然成分が、お肌をしっとり守ります。
・ビタミンE α-トコフェロール・・・血行を促進に期待ができます。皮膚に栄養を与え、独特のしっとり感(保湿性)となめらかさに期待ができます。
・グリチルレチン酸 生薬・甘草抽出成分・・・消炎の作用に期待ができます。皮膚のあれ、痒みなどの炎症に期待ができます。
・ホホバ油・・・保護と柔軟
アリゾナやメキシコ北部に自生する常緑潅木の種子抽出物。高吸収性で人間の皮脂に一番近い植物油。皮膚を保護し、柔軟性に期待ができます。
※成分に尿素が配合されていませんので肌の傷面に刺激を与えません。
しっとりなめらか。お肌にうるおいと栄養を与え、炎症に期待ができます。