口臭は大きくわけると生理的口臭、病気が原因の口臭、食べ物による口臭の3つに分けられます。このうち3番目に、においが強い食べ物(ニンニク、にら、ねぎ、納豆)または酒、たばこなどによる口臭は、におい成分が腸で吸収され、血液を介して肺から排出されるため、ガムや歯みがき、洗口液では消臭することができず、ニンジンの葉などに多く含まれるフラボノイドが体内での消臭に効果があります。
加齢臭の原因は「ノネナール」という物質で、この「ノネナール」の、においのもとは体が老化することによって血管の中にたまるコレステロールなどの老化物質でこれらが原因で皮脂腺に溜まった老化物質が酸化、分解していろいろな皮脂酸ができ、この中の一種が「ノネナール」と呼ばれています。
若者の皮脂腺にはほとんど存在しておらず老化とともに増えていきます。においの発生源が皮脂腺に溜まった過酸化脂質なので、ノネナールを消しても(外からの消臭スプレーや、芳香剤など)、大元の過酸化脂質を消さない限り消臭することはできません。
過酸化脂質とはコレステロールや中性脂肪といった脂質が活性酸素によって酸化された物質の総称で、動物性たんぱく質や高脂肪の食事を控えることと、脂肪を酸化させる活性酸素を減らすことが必要になります。ニンジンの葉のフラボノイドは抗酸化物質(スカベンジャー)を多く含むので活性酸素の消去に役立ちます。
10名を対象にして1ヶ月間にわたり使用テストを行ない、所定の生ニンニクを食べた後パナグリーンを使用した結果次のデーターを得ました。
(注)生ニンニク3g以上食べると健康人でも胃痛がする量であるのでこれ以上食べさせませんでした。
(本試験は名寄女子大の指導による)
対象 | パナグリーン使用量 | ニンニク臭の消えるまでの時間 | 再びニンニク臭が発生するまでの時間 |
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生ニンニク1g | 1粒 0.25g | 3分 | 24時間後もにおいはなし |
生ニンニク3g | 1/3粒 0.1g | - | - |
生ニンニク3g | 1粒 0.25g | 3分 | 20分後においがする |
生ニンニク3g | 6粒 1.5g | 3分 | 24時間後もにおいはなし |