健康な人間でも体の中では毎日約7,000個のがん細胞が生まれています。それでもがんにならないのはそれらを毎日、白血球が見つけてやっつけてくれるからです。
がん患者のがん細胞を調べてみると、そのDNAはすべて同じ場合が多いのです。ということは、元々はたった一個のがん細胞だったのです。その一個を発見できなかったためにそれが少しずつ増えてしまったのががんなのです。
急激に成長するタイプのがんの場合は別ですが、ほとんどのがんの場合、病院で確認できる大きさに成長するまでに数年かかっています。病院での治療法は、手術、放射線、化学療法(放射線、化学療法はできるだけ避けたほうが良い)の組み合わせしかありません。
がん細胞は成長するのに時間がかかるので、偶然になってしまう病気ではなく、体質の問題がすごく重要だと思います。病院での治療でがんを小さくするとことはとても大事ですが、がんになりやすい体質を改善することや免疫を上げるということはもっと大事なことだと思います。
そして、一番こわいのは転移すること。がん細胞は転移する時、血液中を1,000個単位で移動します。血液中では白血球が強いのでほとんどの場合0個になってしまいますが、免疫力が低下しているとき、まれに一個だけ残るそうです。これが転移のはじまりです。
病院での治療と同時に(がん治療は手術でお終いでなく、ここから治療がはじまる)免疫力をアップすることは転移、再発を防ぎ体質を改善すためにとても重要であると思います。
腸管粘膜から取り込まれやすくするために、βーグルカンを0.2ミクロン(μm)以下にしました。
※0.5ミクロンの粒子は腸管粘膜(小腸パイエル板M細胞)を通過することが知られています。
■1袋中にβーグルカン15mgを含んでいます。
■微粒子化したβーグルカンを安定化させているため、腸管粘膜からの取り込みが可能です。
■食経験の豊富な国産シイタケから抽出した、βーグルカン(レンチナン)からなる高機能食品です。
■そのまま1日1袋(100g)を目安にお飲みいただけます。
天然シイタケならではの安心も…。
ミセラピスト、に使用されているシイタケは、国産無農薬の手作りです。厳選した素材で、味の素KKならではの安心をお届けします。
近年、アガリクス、メシマコブなどキノコを使用した健康食品が話題となっています。キノコを原料とする健康食品の多くは、βーグルカンを含有していることを強調しています。
味の素KKでは、長年にわたってシイタケに含まれるβーグルカンの研究を続けてきました。
βーグルカンは、食物繊維の一種で、シイタケをはじめとするキノコ類に豊富に含まれていますが、それ自体が大きな物質なので、そのままでは身体の中に取り込みにくいとされています。
そこで、味の素KKではこれまで培ってきた、独自のナノテクノロジーを駆使し、βーグルカンを微粒子化し、しかも、粒子を安定化させることで、体内に取り込まれやすくしています。
乳酸菌生成物質には私たちにとって大切な乳酸菌が豊富に含まれていますので、もちろん病原菌、腸内有害菌を排除したり、腸管の蠕動運動を活性化し、ビタミン合成、消化吸収の補助といった乳酸菌のもつ有用性が評価されるのは当然のことです。
乳酸菌製品は、胃液や腸液で死滅しにくく小腸、特に大腸に定着しやすいことが目標となります。すなわち、私たちの免疫系により攻撃を受けない共生しうるバクテリアが求められます。
一方乳酸菌生成物質は、よりすぐった乳酸菌と酵母を、黒糖の培地で培養したもので、それぞれの乳酸菌がバクテリオシンなどを産生し戦い合い、結果強力な有用乳酸菌が生き残ります。そしてここがポイントですが、その強力な有用乳酸菌と乳酸菌の生成物であるスライム多糖や、バラバラになった非メチル化CpGDNA、さらに乳酸菌表層成分である、ペプチドグリカン、リポテイコ酸といったTLRs結合分子が豊富に含まれています。乳酸菌の生菌に対しては免疫細胞群も共生のために攻撃しませんが、菌体成分成分である非メチル化CpGDNA、ペプチドグリカン、リポテイコ酸、乳酸菌の生成物であるスライム多糖は、小腸に180-240個存在するパイエル板M細胞より取り込まれ、パイエル板内マクロファージの膜表面のTLRsに結合しIL-12を産生しTh1を活性化しインターフェロンを産生しNK細胞を活性化します。
受容体を介してのマルチサイトカインインデューサー(免疫情報物質を誘導させるもの)であると乳酸菌生成物質を位置付けるのが正しい理解です。TLR2には、ペプチドグリカン、スライム多糖が、そしてTLR4にはリポテイコ酸が、さらにIL-12産生能の高いTLR9には非メチル化CpGNAが結合してサイトカインを誘導しNK細胞活性を強く発揮させます。乳酸菌生成物質は、乳酸菌プラス乳酸菌生成物であり、この生成物が免疫活性を誘導すると思ってください。
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